一昔前ならば、コンビニと航空会社のコラボレーションは想像することさえなかったのではないだろうか。しかしながら今の時代、様々な業種が垣根を越えて協業するのがある種の流行とさえ呼べるだろう。
ファミリーマート<8028>とJAL(日本航空)<9201>は、両社の持つインフラやノウハウを相互に活用したサービスの実施に向け、業務提携を行うことを発表した。
ファミリーマートは、11月から、JAL のマイルが2倍たまる「WAON マイル特約店」および「JAL カード特約店」に加盟する。同時に、マイルからファミリーマート専用プリペイドカードへ交換できる「ファミリーマート特典」を開始する。
提携開始にあわせて、サッカー日本代表のサポーティングカンパニーである両社は、ユーザーと一体となってサッカー日本代表を共同で応援する「ファミリーマート×JAL 夢を力に 2014」を進めていく。
第1弾の取り組みとして、サッカー日本代表の応援写真を11月の1カ月間 、ファミリーマートのウェブサイト上で募集し、2014年1月以降に国内線に就航する JAL の「サッカー日本代表特別塗装機」のデザインの一部に採用する予定だ。 それ以降も、両社でサッカー日本代表を応援する共同企画を展開していくとしている。
また、11月より、羽田空港と伊丹空港のJAL国内空港ラウンジにおいてファミリーマートの「Family Mart collection 商品」を、専用パッケージにて提供する。商品は定期的に変更するとともに、対象空港も拡大していく。
両社は、空港やファミリーマート店舗、国内外の会員組織を活かし、お互いの幅広いユーザーに向け、JALのマイルをより便利にファミリーマート店舗で利用できるサービスや、JALのスマートフォンアプリを活用したファミリーマート店舗への集客、海外のファミリーマート店舗でのマイルを通じた取り組みなど、新たな付加価値を創造し、より多くのユーザーが利便性を感じられるサービスの実現を目指していくとしている。(編集担当:久保田雄城)