ダイハツが昨年の第43回東京モーターショー(TMS)でワールドプレミアとして発表した2014年市販予定の新型「コペン」2台。「東京オートサロン2014 with NAPAC(TAS)」のダイハツ・ブースはこの新型コペンだけが展示された。発売は2014年前半とされている。
TASの会場では、660cc直列3気筒DOHCターボエンジンにCVTを組み合わせて前輪を駆動する新型を元F1ドライバーの片山右京氏がドライブするアグレッシブな映像が上映され、コペンの躍動感を伝えていた。
新型コペンのボディ寸法は軽自動車規格枠いっぱいの全長×全幅×全高3395×1475×1275mm、ホイールベース2230mm。今回のTASでは クロームレッドのスタイリッシュなRm1、リアスポイラーやカーボンパネルでアグレッシブなスポーツカー然としたRm2、カーキ色に異素材ボディの質感を活かしたXm1という3モデルのオープンスポーツを提案していた。
また、新型コペンの発売へ向けたダイハツのアクションを随時公開するとともに、コペンに関する情報共有などができる「新型コペン公式プレサイト」を開設。昨年、TMS会場で「コペンの外板のデザインは、無限の可能性を秘めている。今回用意した2種のデザインだけがコペンではない。全国のアフターパーツメーカー、我々の新たな挑戦に共感いただける皆様、このプロジェクトへの参加をお待ちする」とダイハツ社長の三井正則氏が語っていたとおり、このサイトで、新型コペンのボディパーツに関する情報を広く公開していくとしている。
さらに、新型コペンの製品化時におけるKOPEN future included Xmzの名称を新型コペン公式プレサイトで公募する。公募期間は1月10日~2月10日まで。名称の条件は「X」を頭文字とした5文字以内のアルファベットで構成することが条件になっている。詳細は新型コペン公式プレサイトで発表する。取り敢えず、最初に「COPEN CLUB」にFB(フェイスブック)のアカウントでメンバー登録が必要だ。(編集担当:吉田恒)