民主党の城島光力国会対策委員長は31日夕、来週の国会運営にむけて「自民党の岸田文男国対委員長、公明党の漆原良夫国対委員長に協力をお願いしていく」とした。
ただ、野田総理に対する問責決議を参議院でしている自民党は対立姿勢をこれまで以上に強めており、厳しい情勢が続く。
城島国対委員長は参議院に送った特例公債法案や選挙制度改革法案について、樽床伸二幹事長代行や一川保夫参院幹事長らと参議院での審議・成立にむけ努力していくことを確認したとした。しかし、野党の理解を得ないまま、数の力で強引に衆議院を通過させた法案だけに、参議院での可決・成立はまったくメドがたっていない。(編集担当:森高龍二)