2月11日の建国記念日を前に、安倍総理は10日、「建国記念日を迎えるに当たって」と題したメッセージを発表した。
「国民一人一人が我が国の今日の繁栄の礎を営々と築き上げた古からの先人の努力に思いをはせ、さらなる国の発展を誓う、誠に意義深い日であると考え、国民の皆様にメッセージをお届けすることとした」と思いを伝えている。
安倍総理はメッセージの中で「長い歴史の中で幾度か災害や戦争などの試練も経験したが、国民一人一人のたゆまぬ努力により今日の平和で豊かな国を築き上げ、普遍的自由と民主主義と人権を重んじる国柄を育ててきた」とし、「平和と繁栄を更に発展させ、次の世代も安心して暮らせるよう引き継いでいくことは我々に課せられた責務」と呼びかけた。
そして「10年先、100年先の未来を拓く改革と未来を担う人材の育成を進め、同時に、国際的な諸課題に対し、積極的な役割を果たし、世界の平和と安定を実現していく『誇りある日本』としていくことが先人から我々に託された使命」と呼びかけ、未来を拓くための改革、特に教育改革や積極的平和外交をあげ、安倍政権の政策が誇りある日本づくりに直結していくものとの姿勢を色濃く示した。(編集担当:森高龍二)