小松法制局長官 更迭必要ないと菅官房長官

2014年03月14日 09:45

菅義偉官房長官は小松一郎内閣法制局長官が参議院外交防衛委員会で集団的自衛権の行使を可能にするためとして自民党が過去に選挙公約にあげていた国家安全保障基本法について、安倍総理は国会に提出する考えはないと思うと答弁、後に「安倍総理は提出するとも提出しないとも述べていないという趣旨だった。誤解を招いたとすればお詫びする」などとし、委員会を混乱させたことから、野党からその責任とともに「法制局長官として適任でない、交代させるべき」などの声がでていることについて「わたしは全くあたらないと思う」と交代させる必要はないとした。

 菅官房長官は「小松長官は自らの発言の中で釈明すべき点は釈明している。しっかり、謙虚に反省しながら対応してほしい」と国会答弁での対応に謙虚さを求めた。

 民主党の大畠章宏幹事長は「内閣法制局長官としての立場をわきまえていないのではないか。総理は国会を混乱させないような適切な人を(長官に)任命すべき」と更迭を求める発言をしていた。

 小松長官については、13日の委員会でも委員長が再三制止している中で答弁を続ける場面があり、長官の姿勢を疑問視する声があがっている。菅官房長官は「13日のことは知りませんが、同席した中では、少なくとも、全くそのようなことはなかったと思っている」とした。

 そのうえで菅官房長官は「わたしの立場で小松長官に注意することは考えていないが、丁寧に謙虚に答弁することは基本なので、しっかり対応してほしい」と述べた。(編集担当:森高龍二)