河野談話「見直さない」 岸田外務大臣断言

2014年03月12日 08:01

 岸田文雄外務大臣は11日の記者会見で「河野談話は見直さない」と断言した。記者団が「米国務省のサキ報道官が記者会見で、官房長官の発言として河野談話の見直しを行わない旨伝えたことを評価していたが、こうした米側の受け止めについてどう考えるか」ときかれたのに答えた。

 岸田外務大臣は「もちろん河野談話については見直さない。官房長官が明言しているわけですので、それが内閣の方針と承知している」と語った。

そのうえで、岸田外務大臣は「こうした我が国の歴史認識あるいは外交姿勢については今後とも丁寧に、しっかりと国際社会に説明していかなければならないと考えている」とし「我が国の立場がしっかり理解されるように外務省としても努力をしていく」とした。

 また、岸田外務大臣は集団的自衛権について「集団的自衛権と憲法の関係については現在、安保法制懇、有識者会議において議論が続けられている。この議論については安保法制懇の報告書が出た後も丁寧に議論を進めていくと安倍総理も再三繰り返しておられる。今後、そうした総理の方針に従って議論は行われることになると考えている」とし、「閣僚のひとりとして、丁寧な議論が行われなければならないと思っている」と答えた。(編集担当:森高龍二)