西友、生鮮食品に不満があれば全額返金

2014年03月28日 09:25

 25日、西友は4月1日より野菜や肉、魚介類といった生鮮食品で購入者が満足することが出来なかったら全額返金するといったサービスの開始を発表した。このサービスは「生鮮食品満足保証プログラム」の一環で、西友グループの374店舗で開始され、取り扱う生鮮食品の高品質をアピールする狙いがある。

 西友の標準店舗の生鮮食品カテゴリーにて取り扱われる品目は2000品目以上。刺身やカットフルーツなども含むすべての品目が対象となる。該当商品のレシートを店舗に持って行けば返金を行うとしている。その際、名前や住所、そして理由といった細かなことは確認しないとしている。また、その商品を食べてしまっていてもかまわないとのこと。

 このようにレシートがあれば無条件で全額を返金するといったサービスは非常に珍しく、このサービスにより西友としては、主力商品である生鮮食品の品質向上と、4月以降の消費税増税後の販売低迷を防ぎたい考えがあるようだ。生鮮食品を取り扱う374店舗で実施され、今の段階では期限も設けていない。

 西友の親会社であるアメリカのウォルマート・ストアーズは、アメリカやカナダ、そしてメキシコなどでこうした生鮮食品全額返金サービスを行っている。実施した結果、一時的な返金が増加したものの、結果的に売上高も利益も向上したという。

 「生鮮食品満足保証プログラム」では店頭だけでなく、生鮮食品の調達や物流、店舗における鮮度管理など各プロセスの強化を目標として掲げている。そのうち、調達・物流に関しては品質・鮮度の基準となるガイドラインを策定し、仕入れ商品の品質管理を徹底する。また、物流センターの検品プログラムを強化するほか、ウォルマート補充システムを「水産物」や「農産物」といったカテゴリーにも拡大し、ロスの少ない効率的な安定供給を実現するとしている。

 そして鮮度管理に関しては、担当者がそれぞれ責任エリアを持ち、「私が保証します」をスローガンに品質管理を実行する「『私が保証』プログラム」の開始や、従業員に対するトレーニングの強化、また第三者による売場確認などにより、管理能力を向上させるとしている。(編集担当:滝川幸平)