JTが、国産米の米粉・米こうじ糖化液を使用した炭酸飲料「米づくり~まろやか仕込み~」を9月3日から発売すると発表。2009年秋の「米づくり」、2010年秋の「二代目 米づくり」、2012年春の「三代目 米づくり」に続く米づくりシリーズの第4段で、お米の旨みをさらに引き出しているという。
新製品は、国産米の米粉・米こうじ糖化液を使用したお米の自然な甘みに、乳素材を合わせたまろやかな味わいのお米の炭酸飲料。米粉・米こうじ糖化液は、米粉と米こうじに酵素を加え米のでんぷんを糖化させた液体で、これまでの「米づくり」でも使用している米粉に、この米粉・米こうじ糖化液を合わせた商品となっている。お米由来の糖化液の換算で、旨み成分であるアミノ酸が従来の3倍とまろやかさが更に高まっている。
米穀安定供給確保支援機構のデータによると、米の1人1年あたりの消費量(純食料)は、昭和45年には95.1Kgであったものが平成23年には57.8kgにまで減少している。こうした中、JTは、日本の食を次の世代に残し、創るために、消費者・企業・団体・行政等が一体となって推進する、食料自給率向上に向けた国民運動「フード・アクション・ニッポン」に推進パートナーとして参画しており、「米づくり~まろやか仕込み~」を通じ、お米の新しい可能性を提案及び消費拡大をサポートしている。日本の文化とも言える米食がこれ以上減少しないためにも、こうしたサポートの輪が益々広がることを期待したい。