2014年新社会人のライフスタイル実態調査によると、初任給の使い道トップ3は男女ともに「家族へのプレゼントやご馳走」、「自分へのご褒美」、「貯金」と、例年上位を占める不動の使い道が今年もトップに挙がっていた。昼食は“弁当持参派”が4割を占め、堅実な私生活がうかがえる一方で、外食派の予算は、前回調査と比べて「ワンコイン以下」の割合が減少するなど、ランチ金額が微増傾向にあった。交際相手は男性4割、女性は半数が「いる」と回答していた。
調査はインテージが実施した2014年・新社会人調査『フレッシュマンのライフスタイル』。インターネットモニター “マイティモニター”のうち、全国の新社会人男女400名を対象にインターネットで実施した。
仕事のある日に、どのくらいの頻度で朝食を食べるか聞いたところ、「ほとんど毎日」食べている人は72.3%で、「食べない」と回答した人は全体の13.3%。朝食が健康に欠かせない習慣であるという認識が広まっていることがうかがえる。
通勤時間の過ごし方は「音楽をきいている」が最も多く58.3%。次いで「ぼんやりしている・考えごとをしている」(33.0%)、「SNSをしている」(22.0%)、「寝ている」(19.8%)、「新聞やインターネットのニュースを読んでいる」(14.5%)の順となった。
出勤時の財布の中身を聞いたところ、現金は「10,000円以下」が最も多く31.3%、次いで「5,000円以下」(27.3%)、「30,000円以下」(18.8%)、「3,000円以下」(15.0%)となった。クレジットカードの所持枚数は 「1枚」が最多で34.5%、次いで「2枚」(27.0%)、「0枚」(26.3%)であった。
ランチは「自宅から弁当を持参する」が最多で41.3%。次いで、「市販のものを購入する」(26.5%)、「社員食堂を利用する」(20.0%)となった。男女別でみると、女性の51.5%が“弁当派”という結果であった。
「市販品の購入」「社員食堂」「外食」と回答した214人に平均予算を聞いたところ、「500円以下」が最も多く44.4%。次いで「800円以下」(25.7%)、「300円以下」(20.1%)となった。13年に実施した同調査と比較すると、ワンコイン(300円+500円)以下は78.5%→64.5%となり14ポイント減少。一方、「800円以下」は17.8%→25.7%、「1,000円以下」も3.3%→8.4%と増加しており、ランチに支払う金額は微増傾向にある。
最近1か月の間、仕事帰りにプライベートで飲酒をした人は約7割で、飲酒の頻度は「1か月に1回くらい」が26.0%で最も多く、次いで「週1日くらい」(16.3%)。一方で、仕事帰りにプライベートで飲酒をしなかった人も31.8%を占めていた。
初任給の使い道を聞いたところ、トップ3は男女ともに「家族へのプレゼントやご馳走」、「自分へのご褒美」、「貯金」となっていた。恋愛については、現在交際している相手がいるのは全体の45.3%。男女別でみると、男性は約40%、女性は50%に交際相手がいる結果となった。(編集担当:横井楓)