日本維新の会の分裂で、石原慎太郎共同代表側に23人の国会議員がついた。これについて記者団から「ちょっと多いのではないですか」と感想を求められた橋本徹共同代表は5日、「いや、それぐらいじゃないですか。まあ、予想通り」と語った。橋本氏側には37人の国会議員がついた。2人の国会議員は無所属になった。
また、橋本氏側グループの中から代表選挙を行う必要などの声があることについて、橋本氏は「やるべきなんじゃないですか」と代表選は行うべきとの考えを示した。
選挙時期などについては「国会議員団の方から案が出てくると思う」として、今の段階では時期については「わからない」とした。
石原氏グループとの分党後の関係について橋本氏は「目指すところは一緒だし、(政策で)重なるところも多い。優先順位がちょっと違うということだ」と距離について微妙な表現をした。
橋本氏は「自民党に対抗できる勢力をつくったうえで、自分たちの政治的な信条、理念の実現を目指していく」とアピール。野党第1党の民主党のリーダーシップにも期待を示した。(編集担当:森高龍二)