5月の「外食」市場規模、57億円のプラス、東京の「暑さ」が影響? 

2014年07月17日 11:39

 リクルートライフスタイルが調査した14年5月の「外食」市場規模は、東京・大阪・名古屋の3大都市圏の合計が3384億円で、前年同月比57億円のプラスとなった。消費増税の影響が懸念される中、外食への出費は堅調だ。特に首都圏での外食単価が前年比149円増加し、全体を押し上げた。5月の東京は暑い日が多く、2010年以来の真夏日を記録。グルメサイトで「ビアガーデン」「冷麺」などのキーワードを検索する人も多かったようだ。

 調査は株式会社リクルートライフスタイルの「ホットペッパーグルメリサーチセンター」が、3大都市圏における「夕方以降の外食市場規模」を把握するために毎月実施している。調査対象は東名阪に住む20~69歳の男女、約9000人。飲酒、喫茶のみの場合や、旅行や出張先の飲食店、宿泊施設での食事も含まれる。
 
 14年5月の「外食実施率」(夕方以降の食事について、店舗で食事をした割合)は76.8%で、4月と比べて1.5ポイント増えた。前年比のプラス幅が最も大きかったのは、50代男性と60代男性。ともに1.6ポイント増加した。一方、最もマイナス幅が大きいのは30代の男女。ともに前年比マイナス2.6ポイントとなっている。

 外食をした人の「1ヶ月あたり平均外食回数」は4.33回と、前月比0.18回のプラスだった。外食単価は3大都市圏の平均で2422円。4月からは16円減少したものの、昨年5月と比べれば109円増加し、消費増税後も堅調といえる。外食単価は40代男性が2620円で、前年比348円増と最もプラス幅が大きかった。一方、20代男性は最もマイナス幅が大きく、外食単価は1925円。前年から150円の減少となっている。

 5月の外食市場規模は、首都圏が2106億円(前年比プラス57億円)、関西圏が873億円(同 マイナス7億円)、東海圏が405億円(同プラス7億円)だった。5月の東京は気温の高い日が多く、ビアガーデンなどを中心に外食市場が活性化した可能性もある。(編集担当:北条かや)