ドジョウはしぶといかもしれない 福島社民党首

2012年07月30日 11:00

 福島みずほ社会民主党党首は29日、「消費税増税を含む社会保障と税の一体改革関連法案が今国会で成立したら、自民・公明は内閣不信任案を出そうとしているが、それは変だと感じている」と自公の姿勢を批判した。

 福島社民党首は一方で、野田政権がTTPに賛成し、消費税は増税、原発は再稼働など「おかしい」として支持できない姿勢もみせた。

 ただ「内閣不信任案が可決すれば、総辞職か衆議院の解散かということになるが、ドジョウはしぶといかもしれない」とし「この時期に解散すれば民主党は厳しいかもしれないし、だから解散しないかもしれない。国会の中は、一寸先は分からない状況になっている」と政局が流動的になりつつあることを示した。

 あわせて、7月24日に発行した「みずほと一緒に国会へ行こう会ニュース」(A4判8ページ)では福島みずほ政治活動報告パーティを「2012年後半はいつ選挙になるか分からないので、2013年2月21日に開きます」と告知している。(編集担当:森高龍二)