現場には既に一体感と日米訓練で小野寺防衛相

2014年07月31日 08:19

 米空母ジョージ・ワシントンに乗艦し、日米印共同訓練を目視した小野寺五典防衛大臣は30日、「現場の実態を見れば、既に日米両国は様々な情報のデータリンクも行い、どちらの艦船が欠けても安全保障のミッションに影響が出るということを考えれば、現場レベルでは、既にその法整備の中での集団的自衛権、個別的自衛権、いろいろな議論が行われておりますが、現場としては既に一体感を持って対応してくれているのだなと感じた」と日米が一体化している感を受けたと語った。

 小野寺防衛大臣は「日米印3か国の共同訓練は東アジアを含めた安全保障の抑止力に繋がる大切なものということを改めて確認した」としたうえで「日米同盟のこれからの関係強化のためにも今回の視察は大変役立った」と語った。

 また小野寺防衛大臣は「米空母ジョージ・ワシントンに乗せていただき、離着艦の状況を見させていただいて、練度の高さと空母を中心とする在日米海軍の抑止力の重要さに改めて感じ入った」と在日米海軍の抑止力の重要性をアピールした。(編集担当:森高龍二)