民主政権の失敗「単に国民に迎合」

2014年09月03日 10:42

 内閣改造で入閣予定の自民党・石破茂衆院議員は幹事長在任中について「国民の考えになるべく近い党運営をしてまいりたいということ」に務める一方で「単に迎合するだけであれば、それは民主党政権の失敗を繰り返すことになる」とし「きちんと本当のことを言い、なおかつ選挙に強い、そして国民の考え・感情に近い自由民主党を作りたいということで、選挙も党運営もやってきた」と振り返った。

 「国民に迎合するだけなら民主党政権の失敗を繰り返す」と民主党政権崩壊の原因が国民に迎合してしまった結果だとの認識をうかがわせた。

 石破議員は「東京の情報というのは地方にたくさん伝わるが、地方の状況はその何分の一しか東京に伝わらないというところがある。地域の方々、自民党を支えて下さった方々が『そうだね』と思っていただけることをやる。それは党運営ということとはまた別の問題で、政策的にそれが提示されていく。中央と地方が一体となって『日本再生は地域から』ということが確実に実現していくということが、党員、国会議員全てがやっていかねばならないことだ」と思いを語った。石破議員は地方創生担当大臣での入閣が言われている。(編集担当:森高龍二)