やはりマスコミに不満? 石破自民幹事長

2014年08月18日 12:07

 自民党の石破茂幹事長が、自らの対応を顧みないマスコミの報道姿勢や素直に見ない視点にブログで不満をのぞかせた。

 「夏休みの思い出など」とのタイトルのブログでSTAP細胞研究論文の著者のひとりで、小保方晴子STAP細胞研究ユニットリーダーに対し指導的立場にあった理研の笹井芳樹副センター長の自殺に触れ「笹井副センター長の自死には何ともやりきれない思いが致します。そこまで追い詰めたマスコミの責任は何ら問われず、やがて何事もなかったかのように人々の記憶が風化していくのも通例ですが、当事者の苦しみや悲しみを(少なくとも紙面や映像では)顧みることも、自らの責任を問うこともしないままに、報道の自由の名のもとに、責任ある職にある者はいかなる批判も浴びて当然とばかりに非難を繰り返すのは、とても悲しいことです」と自らの立場も重ねて思うかのように触れていた。

 また、「無派閥連絡会」(会長・山本有二元金融相)の夏季研修会にゲストとして参加し、講演を行い、懇親会に出席したり致しました。派閥に所属していない議員が情報、政策、選挙支援などの面で不利な立場にならないように設立された会で、独自の事務所を設置したり、ポストの配分を求めたりしない、などの点で所謂『派閥』とは性格を異にする集まりなのですが、ほとんどのマスコミは『事実上の石破派』が『人事を控えて結束固めを図った』というトーンの報道のようで、『とにかくそうに違いない!』『そう決めつけて、今後の政局の材料にしなくてはならないのだ!』という固い決意(?)のようなものが感じられます。どうして素直に物事が見られないのか、これも私にはよく分かりません」と9月第1週の内閣改造で、石破幹事長が安全保障法制の担当大臣になるのかどうか、さらに、石破幹事長が自民党総裁ポストに近い人物として、石破幹事長を取り巻く議員がどのように動くのか、石破幹事長の番記者らは表面だけを素直にみることは許されない。

 石破幹事長は以前にも、マスコミ各社の担当記者が短い期間で入れ替わっていくことに不満を漏らしたことがある。言葉としては同じものであっても、人や状況によって、意味合いが微妙に違ったりする。政治の世界では特にそのようだが、石破幹事長は自らの言葉のニュアンスを正確に理解したうえで、記者の視点で発信してほしいと思うが、理解される前に人事異動で担当者がかわってしまうので、自分の言葉が変な風に報じられる(?)一因にもなっているのではいうもの。正確さを期すにはマスコミ側にも検討の余地はありそうだ。(編集担当:森高龍二)