子供に人気のキャラクターは、3位が「ドラえもん」、2位が「妖怪ウォッチ」で、1位は「アンパンマン」。そんな調査結果が、ミキハウス子育て総研によって公表された。今年初めから大ブームを巻き起こしている「妖怪ウォッチ」が2位にランクインしたものの、「アンパンマン」の人気は不動のようだ。
調査は今年8月、ミキハウス子育て総研が手がける育児・子育て支援サイト「ハッピー・ノート・ドットコム」の会員を対象に実施。662件の回答があった。子供の年齢は、3歳以下が43.3%、4~6歳が27.5%、7歳以上が29.2%。お気に入りのキャラクターが「ある」と答えた子供の保護者に、好きなキャラクターを複数回答で答えてもらったところ、1位のアンパンマン(39.6%)と、2位の「妖怪ウォッチ」(34.4%)が首位を争った。3位の「ドラえもん」、4位の「しまじろう」はそれぞれ19%台。5位以下は「きかんしゃトーマス」(16.7%) 、「ハローキティ」(15.9%)だった。
子供の性、年齢別にみると、0~3歳では男女ともに「アンパンマン」がトップになっている。アンパンマンは乳幼児らに絶大な人気を誇っているようだ。これが4~6歳になると、男の子は「妖怪ウォッチ」、女の子は「プリキュア」がトップとなる。さらに7歳以上では、男女ともに「妖怪ウォッチ」がトップとなった。妖怪ウォッチは4歳以上の男の子と、小学生以上の男女に人気があるようだ。
妖怪ウォッチ好きの子を持つ保護者からは、「とにかく話すことと言えば、どの妖怪がどのような特徴でどの場所にいるかとか、妖怪ウォッチの事ばかり。毎週土曜日は近所のイトーヨーカドーに抽選販売のメダルを買いに並ばされています」などの声が聞かれた。妖怪ウォッチの人気は、「ポケットモンスター」や「プリキュアシリーズ」(ともに14.7%)の2.3倍。首位のアンパンマンには及ばないものの、わずか数ヶ月で大躍進したといえそうだ。(編集担当:北条かや)