エンジンオイルの劣化で火災に 国交省注意喚起

2012年07月17日 11:00

 国土交通省は車両火災のうちエンジンから出火しているケースが最も多く、その原因について分析した結果「オイルの劣化によって引き起こされることが確認された」として、エンジンオイルの量と汚れの日常的な点検と一定期間、一定走行距離でのエンジンオイルの交換を行うよう呼びかけを始めた。

 これは夏の行楽シーズンを前にマイカー所有者に注意をよびかけるもので(1)エンジンオイルの劣化により潤滑不良になりエンジンが破損し、最悪、火災が発生する(2)自動車を長期間使用する場合だけでなく、エンジンが十分温まらない短時間使用においても劣化が進行するなどを指摘し、日常点検とともに、メーカーが車両毎に推奨するエンジンオイルの交換時期や走行距離を参考に整備工場等でエンジンオイルの交換を 行うよう注意喚起する。(編集担当:森高龍二)