訪日旅行者へ 緊急時の情報提供検討へ 初会合

2012年07月17日 11:00

 訪日外国人旅行者の受入環境整備に関する検討会に設置された「外国人旅行者向けの情報提供のあり方を検討するワーキンググループ(GW)」の初会合が19日、観光庁国際会議室で開かれる。

 これは自然災害の多い日本で訪日外国人旅行者が安心して旅行できる外国人旅行者受入体制を世界にアピールするため、東日本大震災の経験を整理し、災害等の緊急時に訪日外国人旅行者に迅速、正確に必要な情報を提供する体制を構築しようと開くもので、ポータルサイトを用いたウェブ上でのデモンストレーションなどを議題にする。

 GWは近藤宏NHK国際放送局国際企画部長、中尾幸広全日空マーケッティング室空マーケッティング計画部企画チーム主席部員、持田篤志日本旅行業協会訪日旅行推進グループ担当副部長ら8人からなる。(編集担当:森高龍二)