アサヒビールは、9月25日から10月13日までの期間限定で、「JACK HONEY MILK BAR@TUSK」を東京・六本木ヒルズで展開する。Bar「TUSK」は、6月にオープンしたばかりのFLEETWOOD MACにインスパイアされたという新しい店。大人なインテリアがいい。元、ハートランドBarがあった場所と言えば分かりやすいか。ここを期間中「ジャックダニエル」で埋め尽くす
アサヒビールと、ブラウン・フォーマン・ビバレッジス・ジャパンは、米国産のフレーバードウイスキー「ジャックダニエル・テネシーハニー」の発売1周年を記念して、9月25日から10月13日までの期間限定で、「JACK HONEY MILK BAR@TUSK」を東京・六本木ヒルズで展開する。
アサヒビールは、昨年2013年9月からブラウン・フォーマン社が製造する「ジャックダニエル・テネシーハニー」の販売を開始。テネシーウイスキーの「ジャックダニエルブラック」に天然ハチミツを加えた本製品は、「ジャックダニエル」のバニラやキャラメルのような華やかな香りに芳醇なハチミツの風味が加わった、なめらかな口当たりと上品な甘みを持った独特なウイスキーだ。
ほのかな甘さで飲みやすい味わいなので、よく冷やしたストレートやオンザロック、ハイボールなどのスタンダードな飲み方が女性やウイスキー初心者にも好評だ。加えて、ミルクで割った「ジャック・ハニーミルク」などカクテルのバリエーションを提案しており、20歳代や30歳代のウイスキーに馴染みの薄いアルコールユーザーをターゲットとしている。
JACK HONEY MILK BAR@TUSK」は、六本木ヒルズのウエストウォーク1階に、今年6月にオープンしたBar「TUSK(タスク)」とタイアップ展開。店内はロゴの蜂をあしらった装飾を施し、「ジャック・ハニーミルク」などの、「ジャックダニエル・テネシーハニー」を使った新しいカクテルを提供する。
セントラル・ニューヨークやロンドンなどを彷彿とさせるシックで洗練されたスタイルのBar「TUSK」が、「ジャックダニエル・テネシーハニー」とのコラボレーションで、期間限定店として魅力あるBarを展開する。アサヒビールでは期間中に2000人の入店客を見込んでいる。
Bar「TUSK」は、この6月にオープンした。FLEETWOOD MACにインスパイアされたという新しいBARである。場所は「六本木ヒルズ」1F。店名は「TSUK(牙)」、つまりFLEETWOOD MACのアルバム名にちなむ。ビールが500円で飲める「大人の待ち合わせ」に絶好なロケーションで、開店当初から評判の店だ。筆者も数度出かけている。店内のスタッフは8割が外国人。でも、日本語と英語を解し、そのほかの母国語も……。ジン、ウォッカなどのホワイトスピリッツの品揃えがなかなか立派なBarだ。
「ジャックダニエル・テネシーハニー」は、昨年9月に数量限定で発売を開始し、料飲店向け業務用で好評だったため、販売体制を整えて2014年1月から通年商品として販売をスタート。昨年9月からの累計販売数量は1万2000ケース(1ケースは700ml×12本換算)を超え、ウイスキー市場の中でも存在感のあるフレーバードウイスキーとして独自のポジションを確立した商品だ。
六本木のオシャレな新店とタイアップして新しいウイスキーの飲み方を提案する今回のマーケティング手法、テネシーウイスキーの代表とタッグを組んで奏功するか。(編集担当:吉田恒)