フォルクスワーゲン(VW)ジャパンは、VWブランドのアイコンともいえる「The Beetle(ザ・ビートル)」のスポーツバージョン「The Beetle Turbo(ザ・ビートル・ターボ)」とオープンモデルの「The Beetle Cabriolet(ザ・ビートル・カブリオレ)」の特別限定車「The Beetle Turbo Exclusive(ザ・ビートル・ターボ・エクスクルーシブ)」と「The Beetle Cabriolet Exclusive(ザ・ビートル・カブリオレ・エクスクルーシブ)」の2モデルを発表し、専用ウェブサイトで受注を開始している。
なお、本モデルの販売台数は、それぞれ50 台の計100 台。The Beetle Turbo Exclusiveの価格は397.0万円、The BeetleCabriolet Exclusiveは420.0万円となる。ボディカラーは両モデルともに白い「オリックスホワイト・パール」と黒の「ディープブラック・パール」の2色。また、今回の限定車の納車時期は、2015 年1 月ごろを予定しているという。
今回導入する「The Beetle Turbo Exclusive」と「The Beetle Cabriolet Exclusive」は、ドイツ本国で展開しているVWのフラッグシップ・グレード「エクスクルーシブ」を採用。ブラウンとブラックのレザーをダイヤモンドステッチでトリミングした本革シートをはじめ数々のアップグレードアイテムを標準装備する特別モデル。
「The Beetle Turbo Exclusive」は、この特別な内装に加えて2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載。211ps(155kW)のパワフルな走りとスポーティなスタイリングを備える。ヘッドライトはキセノン式を採用した。
一方、The Beetle Cabriolet Exclusive」は、遊び心に溢れる大人のスポーツカー、そしてカブリオレならではの華やかさを持っており、幌を開ければフレンドリーなイメージを一瞬のうちにエレガントに変身させます。今回導入するこれらの限定カブリオレは、ターボモデルと同サイズの18インチアルミホイールに235/45R18タイヤを組み合わせる。
また、オーディオシステムは、ギターメーカーのFender(フェンダー)社と共同開発したフェンダー・サウンドシステム(総出力400W、10チャンネル、9スピーカー)と特別にチューニングしたオーディオ「RCD510」を標準装備する。米国フェンダー社は、1946年創業の世界のミュージシャンに愛用される有名なギター・アンプメーカーとして常にマーケットをリードしてきた。2012年、フェンダー社は初めてフォルクスワーゲン車用のオーディオシステム、フェンダーサウンド・システムを開発。日本には、2013年5月に発売した「The Beetle Fender」以来の導入である。
今回発売する限定車は、両モデルともに希少性の高い少量限定車であることに加え、上質でファッショナブルな雰囲気を持つ特別な「ザ・ビートル」としてアピールしている。VWの限定車攻勢は止まらない。(編集担当:吉田恒)