積極的経済対策をアピール 平沼次世代党首

2014年12月04日 08:50

 14日の投開票に向けて走り出した各党党首、衆院総選挙立候補者。公示に続き、党首の訴えを拾った。次世代の党の平沼赳夫党首は「日本中をリニアに」「外国人には生活保護費でなく、別途、法律を作って保護すればいい」など主張を訴えた。

 街頭演説で平沼党首はリニア新幹線について「JR東海が1社でやると言っているが、東京から名古屋だけじゃ駄目。日本中にリニアをする。200兆円あれば十分にできるわけだから、そういう積極的な経済対策をやって、第3の矢をしっかり成就させなければならない」と積極的な経済対策を行うなどアピールした。

 一方、社会福祉では「外国人に生活保護費が非常に多くいっている」とし「われわれが調べてみると1260億円も外国人に生活保護費がいっている。日本に生活している外国人1000人あたりで147人に生活保護費がいっている。日本人の場合は1000人中17人」と比率の多さを紹介。

 そのうえで「法治国だから法律の裏付けがあるのかと思うと、まったくない。役所の一局長の通達で当分の間、外国人に生活保護費を渡そうということが続いてきているわけだ」とし「困っている外国人には別途法律を作って手当てすればいい」と主張した。

 次世代の党は総選挙では自主憲法制定や自立した外交・防衛力強化による安全保障体制の確立、集団的自衛権に関する憲法解釈の適正化、拉致被害者の早期救出、世代間格差を是正する社会保障制度の抜本改革、既得権益打破による成長戦略、正しい国家観、歴史観を持つ『賢く・強い日本人』を育てる教育、自治・分権による日本型州制度の導入などを公約に掲げて支持を訴えている。(編集担当:森高龍二)