地方創生の石破茂担当大臣は総選挙を振り返って「全国を廻ってみて今回の選挙ほど、有権者のよく言えば冷静、悪く言えば冷淡な反応を感じたことはありませんでした」とブログに綴った。
石破大二は「街角で、あるいは対向車から手を振って下さる方は前回の4分の1ぐらいしかおられなかったように思う」とし「政権交代の高揚感に欠けたとはいえ、獲得議席数と有権者の心理に乖離があるとすればこれは由々しき事態であり、我々はその間隙を埋める努力をしなくてはなりません」と相変わらず正直さが出た感想だ。
石破大臣はこれまでの記者会見で「経済対策の主眼の消費喚起に向けて何が一番有効であるのか、どの層に向けた、どのような対策が一番良いのか。所得の比較的高くない方々というところに焦点を当てる必要があって、そういう方々の消費を喚起する、所得が比較的高くない方々を支援することによって、かなり高い確率で消費に回るということは当然ある」と語っており、こうした層に向けた策を検討していく考えをみせていた。(編集担当:森高龍二)