自民党の石破茂幹事長は年頭所感で「（さきの総選挙で）政権奪還を果たすことができたが、自民党への国民の視線は未だに厳しいものがあると認識し、一切の驕りを排して政権運営にあたる」と決意を示した。
また「自民党は変わったのか、という国民の問いに対し、自民党が生まれ変わったことをより明らかにしていきたい」とした。
また、今夏の参議院選挙について「勝利し、ねじれを解消して、はじめて安定した政治を行うことが可能になる」と国民に支持を求めた。
政策については「大震災からの復旧・復興、長引くデフレ経済、外交、税と社会保障の一体改革など、問題の解決にあたって参りたい」とし「時には、国民の皆さまにとって耳触りの良くない話をしなければならない場面もあると思うが、正直に、丁寧に、勇気と真心をもって真実を語り続けることで、国民から信頼される政治を実現しなければなりません」と驕ることなく、誠実に政権運営していく政治姿勢を強調した。（編集担当：森高龍二）
