麻生太郎財務大臣(副総理)は6日のNHK番組で、さきの総選挙で有権者が政権交代に一番期待したのは景気回復(デフレ経済からの脱却)との認識を示したうえで、24年度補正予算について「景気対策・デフレ対策に重点を置いている政権であることを示す」内容にする考えを強調した。
また麻生財務大臣は「公債発行枠44兆円にこだわるつもりはない」とし、新年度予算について「4月、5月は暫定予算を組んでいかなければならないので、15ヵ月予算を編成する考えで、経済再生に方向(舵)をきったということが伝わる予算に」するとした。(編集担当:森高龍二