ヤマハ発動機、多彩な車体色にシートの快適性向上

2012年06月29日 11:00

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ヤマハ発動機が、原付2種のスタンダードスクーターとして人気の「アクシス トリート XC125E」に新色を設定、一部仕様を変更し2012年7月13日より発売すると発表した。

 ヤマハ発動機が、原付2種のスタンダードスクーターとして人気の「アクシス トリート XC125E」に新色を設定、一部仕様を変更し2012年7月13日より発売すると発表。製造はヤマハモーター台湾で行うという。

2009年に発売の「アクシス トリートXC125E」は、都市部でジャストサイズなシンプルボディ、燃費・始動性に優れるFIエンジン、ヘルメットボックスなどの収納性、手頃な価格等が特徴の原付2種スクーター。 今回の新色設定では、近年人気のダークブラウン系の新色「ダークレディッシュグレーメタリック2」、幅広い層から支持の高いホワイト系の新色「ニューパールホワイト」、爽やかで質感の高いシルバー系の新色「ペールパープリッシュブルーメタリック1」の3色を追加し、継続の2色とあわせ5色設定となる。さらに、赤いステッチがアクセントとなっているシートは、上面にメッシュ加工を施して快適性を向上させたものとなっている。

コンパクトで扱い易い車体でありながら2人乗りが可能、高速道路等は走行できないが、標識や標示によって最高速度が指定されていない一般道では自動車と同じ60km/hで走ることができる125ccスクーターは、40Km/リットル前後という高い燃費性能もあり、環境に優しい移動手段として注目を集めているという。しかし、駐輪場が圧倒的に不足しているなど、市場拡大のための弊害は少なくない。アクシス トリートを含め、復興支援・住宅エコポイントの交換対象商品にもなっている2輪車を普及させるためにも、インフラの整備を積極的に進めていく必要があるのではないだろうか。