安倍総理 党役員会でも安保法案成立へ強い意欲

2015年09月01日 08:12

 自民党の谷垣禎一幹事長は31日の役員会後の記者会見で「安倍晋三総裁(総理)から国会も残り1か月を切った。平和安全法制(安保法案)を今国会で成立させるべく、最後まで政府・与党緊張感を持ってやって頂きたいということだった」と世論調査では国民の半数以上が今国会での成立に反対する中、安倍総理は、今国会成立に強い意欲を改めて示したことがうかがえた。

 谷垣幹事長は「自身は役員会で、明日から9月。国会会期は実質3週間強だ。一致結束して、平和安全法制(安保法案)はじめ、重要法案の成立に全力をあげ、緊張感を持ってやっていこうと申し上げた」と述べた。

 また安倍総裁の無投票再選が濃厚だが、自民党総裁選挙について、谷垣幹事長は「9月8日告示、20日投票になり、国会開会中の選挙になるが、各位ご協力をとお願いした」と語った。(編集担当:森高龍二)