維新の党の松野義久代表は31日の記者会見で「安保法案への対応では、維新、民主、共産、社民、生活の野党5党首会談を4日にも行う」予定だと語った。
また民主党の枝野幸男幹事長は「戦後最大規模と言っていい(安保法案反対のための)国会前集会を受けて、安保法案をいかに止めるのか。それこそが、われわれが大事にしなくてはならないこと。多くの国民の皆さんの期待もそこに集まっている」と廃案に野党が一致協力し、過半数を超える国民の声に答えなければならないと強調した
松野代表は、この日の会見で、野党勢力の結集へ、民主党と今国会終了後に選挙協力態勢、政策すり合わせを行うための協議機関を設置し、改革への志を同じくする他の野党へも結集を呼び掛けていく考えを示した。
松野代表は年内に100人規模の野党勢力結集を目指す考えも示した。そのうえで松野代表は「民主党との合流とか、合併協議とか言われているが、そういう認識ではなく、私の思いとしては、もっと大きな野党勢力の結集を考えている」とした。(編集担当:森高龍二)