解散云々 軽軽に言えない 野田総理

2012年06月14日 11:00

 野田佳彦総理は13日の参議院予算委員会で自民党の山本一太議員から「今国会で消費税増税法案が成立しなかったら、衆議院の解散・総選挙をやるという覚悟でいいのか」と質され「今国会で社会保障と税の一体改革の法案の成立を期すとずっと言ってきた。今、与野党による修正協議が真摯に行われている最中であり、なんとしても成案を得るようにしなければいけないと思っている」とし、「(そうした状況下で)解散云々ということは軽軽に言えない」とかわした。

 野田総理は山本議員の重ねての質問にも「法案成立に政治生命をかけている。解散についてはやるべきことをやりぬいた適切な時期に行いたい」と述べた。(編集担当:森高龍二)