政府の中で自らの主張訴える 河野行革担当大臣

2015年10月11日 07:48

 国家公安委員長と行革担当、国家公務員制度・消費者および食品安全、防災などの担当大臣に就任した河野太郎国務大臣は自身のブログで「7日に宮中で天皇陛下から官記を賜り、国務大臣に認証されました」と書き込むとともに「官邸で安倍総理から国家公安委員会委員長、行政改革担当、国家公務員制度担当、内閣府特命担当大臣(防災、規制改革、消費者及び食品安全)を拝命しました。この他に、特定秘密の検証・監察、死因究明、公正取引委員会、公益法人制度など11の指示を受けました」と報告した。

 河野大臣は「これまで、政府の外から自らの主張を訴えるだけだったが、政府の中で自らの主張を訴えることができるようになった。しっかりと主張すべきことを訴えていく」と書き込んだ。

 『原発』問題、『もんじゅ』の問題、『エネルギーミックス』の問題、『新国立競技場』の問題、政府関係機関の特殊法人の問題など、これまで河野氏が、問題があると指摘し、取り上げてきた諸々の見解を閣議や閣僚懇談会で、横断的に提案し、反映して頂きたいと願う国民は多い。その提案と結果は、これまで同様、出来る限り、ブログに反映させ、発信して頂きたい。

 河野大臣は「政府の外に向かっては、政府の政策を擁護し、訴えていくことになる」と閣僚の立場も説明している。政府の政策決定までの努力を、是非、ブログで発信して頂きたい。そのことが、政府の政策の狙いなどを発信することにつながる。(編集担当:森高龍二)