国家公安委員長兼行革担当相に河野太郎氏を抜擢

2015年10月07日 19:21

 安倍晋三総理は7日、第3次安倍内閣を発足させた。国家公安委員長兼行政改革担当大臣に河野太郎氏を抜擢したほか、沖縄・北方担当大臣には沖縄出身の島尻安伊子参院議員を登用した。公明党からは国土交通大臣ポストで、山口那津男代表の要請通りに、太田昭宏衆院議員から党政調会長だった石井啓一衆院議員の起用となった。

 またオリンピック・パラリンピック東京大会での新国立競技場建設問題などで監督責任が問われた下村博文文部科学大臣に代わり、今回の組閣では馳浩衆院議員を起用した。

 留任・続投が決まった菅義偉官房長官はこの日の記者会見で、閣僚名簿を発表。自身は「沖縄基地負担軽減担当」も兼務するとした。その他の閣僚は以下の通り。

 副総理兼財務相に麻生太郎衆院議員(留任)▽総務相に高市早苗衆院議員(留任)▽法務大臣に岩城光英参院議員▽外務大臣に岸田文雄衆院議員(留任)▽厚生労働大臣に塩崎恭久衆院議員(留任)

 ▽農林水産大臣に森山裕衆院議員▽経済産業大臣に林幹雄衆院議員▽環境大臣に丸川珠代参院議員▽防衛大臣に中谷元衆院議員(留任)▽復興大臣に高木毅衆院議員▽経済再生担当大臣に甘利明衆院議員(留任)▽1億総活躍兼女性活躍兼拉致問題担当大臣に加藤勝信衆院議員▽地方創生担当大臣に石破茂衆院議員(留任)▽五輪担当大臣に遠藤利明衆院議員(留任)。(編集担当:森高龍二)