オスプレイ 事前協議の装備の変更対象でない

2012年06月11日 11:00

 森本敏防衛大臣は米軍が沖縄に配備を予定しているオスプレイについて「事前協議の装備の変更という対象にならないと理解している」との認識を示した。

 森本防衛大臣は「日米安保条約第6条に基づく地位協定の運用について、日米に事前協議の制度があることは御承知のとおりだが(事前協議の対象としての)装備の変更というのは、従来から政府が説明しているように、例えば、日本に核兵器等を持ち込むといった在日米軍の装備が変更になった場合に、アメリカ側に事前協議の対象としてこれを行うという制度になっている」と説明したうえで「(今回のオスプレイは)事前協議の装備の変更対象にならないと理解している」と語った。

 また「沖縄の方々のご心配を十分に考えつつ、この問題に対処していきたい」と政府として、沖縄県民の懸念を払拭できる安全性の担保確保に努めていく考えを示した。(編集担当:森高龍二)