民主、自民、公明3党の社会保障と税の一体改革に関する実務者協議の初会合が8日開かれ、15日の結論をめざし協議をすすめていくこととなった。
この日、藤井裕久民主党税制調査会会長が「野田総理の思いを踏まえ、15日をひとつの目途にまとめたい」としたのに対し、自民、公明も同調し「15日に結論を得られるよう最大限努力していく」方向を確認した。
ただ、社会保障については民主党の掲げる最低保障年金(月額7万円の支給)に対する考えと自民党の立つ位置が違い過ぎることから、どこまで歩み寄れるのか、協議はスタートしたものの、まとめるところまで辿り着けるのかどうか課題は多い。(編集担当:森高龍二)