紅葉狩りは日光東照宮、中津峡、御岳昇仙峡、弥彦公園もみじ谷がおすすめ

2015年11月15日 12:12

 ウェザーニューズ<4825>は、西~東日本の山沿いや北陸で紅葉の見頃がピークを迎えたことを受け、第三回紅葉見頃予想を発表した。今週末(11月7、8日)の紅葉狩りには、日光東照宮(栃木県)や中津峡(埼玉県)、御岳昇仙峡(山梨県)、弥彦公園もみじ谷(新潟県)がおすすめだという。

 関東は、日光東照宮(栃木県)や伊香保温泉(群馬県)など北部の山沿いを中心に紅葉の見頃を迎えており、平野部でも少しずつ葉の色づきが進んできている。また中部でも甲信越を中心に紅葉が進み、御岳昇仙峡(山梨県)、弥彦公園もみじ谷(新潟県)など紅葉狩りを楽しめるスポットが増えている。

 9~10月は気温が平年より低いところが多く、この時期に色づきが始まった北日本や東~西日本山沿いを中心に平年より早い見頃を迎えた。11月は東~西日本で平年より気温が高めとなる見込み。すでに色づきが始まっている紅葉スポットは10月までに平年より気温が低めだった影響で平年並~やや早めの見頃となるが、これから色づきが進む東~西日本の平野では11月の気温が高めとなる影響で、平年並~やや遅めの見頃となりそうだ。

 一方、北海道はほとんどのところで既に落葉してしまっており、東北でも内陸を中心に落葉が進んでいるという。

 紅葉が鮮やかに色づくためには、朝晩の冷え込みや葉が色づく時期の日照が十分であることが大切。9~10月は紅葉の色素の生成に必要な朝晩の冷え込みと日照が十分にあり、この時期に色づきが進んだ東~西日本の山沿いでは鮮やかな紅葉となった。

 11月は東~西日本の太平洋側を中心に曇りや雨の日が多く、放射冷却による朝晩の冷え込みや日照時間が平年より少なくなるため、この時期に色づきが進む東?西日本の平野部では、鮮やかな紅葉には厳しい気象条件となる見込み。今年の東~西日本では山沿いほど美しい色づきの紅葉となりそうだとしている。(編集担当:慶尾六郎)