南シナ海問題 日本も国際連携へ発信する 総理

2015年11月14日 11:18

 安倍晋三総理はG20首脳会議に出席するため13日、トルコへ向かった。安倍総理は「世界経済の持続的な成長のために、国際社会の連携を強めていきたい」としたほか「南シナ海の問題について、力による現状変更の動きに対して多くの国々が懸念を持っている」とし「航行の自由、法の支配をしっかり守るため、国際社会と連携していくうえにおいて日本もしっかり発信する」とした。

 総理の外交日程はマレーシアで行われるASEAN首脳会議出席まで、23日まで続く。

 菅義偉官房長官は「G20やAPECで、安倍総理からはアベノミクスの第2ステージの取り組みを説明し、グローバルな課題やアジア太平洋地域における経済連携の推進に関する日本の取り組みを発信する予定」と説明した。

 また「マレーシアで開催されるASEAN関連首脳会議では東アジアサミットの強化、南シナ海問題を含む地域・国際情勢などについて意見交換が行われる予定」としている。(編集担当:森高龍二)