東日本大震災の被災者による生活保護相談は震災発生から昨年11月までで5339件、保護申請は2055件となり、1451世帯が保護をうけていることが厚生労働省のまとめで分かった。21日公表した。この中には東電福島第一原発事故に伴い自主避難した人も含まれている。
それによると、11月には保護相談が68件あり、38件が申請。26世帯で生活保護が始まった。
震災直後からの累計では生活保護開始世帯は福島県が667世帯で最も多く、宮城が483世帯、岩手が154世帯、茨城が112世帯などとなっている。
世帯別では障害・疾病者世帯が330世帯、高齢者世帯284世帯、母子世帯148世帯などになっていた。(編集担当:森高龍二)