菅義偉官房長官は21日、アルジェリア邦人拘束事件に伴い現地入りしている城内実外務大臣政務官から「現地の治安状況は依然として十分安全とはいえず、病院などへの訪問も安全確保の観点から昨夜できなかった」旨の報告が入っているとした。
そのうえで、菅官房長官は「現地が朝になり次第、邦人の安否確認作業を本格的に進める」とした。また「状況について、今後とも必要に応じて公表していく」とした。
菅官房長官は日本人9人が犯人らに殺害されたとの情報があることについて「情報は承知しているが、内容については確認していない」とし、城内政務官らによる安否確認を待つ姿勢を示した。(編集担当:森高龍二)