「待ちに待った国会だ」民主党の岡田代表

2016年01月04日 21:38

 民主党の岡田克也代表は4日の党参議院議員総会であいさつし「待ちに待った国会だ」と満を持しての論戦入りを表現した。岡田代表は「憲法53条に基づき臨時国会の開会を要求したのが10月、それから3カ月、憲法を無視して安倍総理は国会での論戦から逃げ回ってきた」と改めて、これまでの対応を批判した。

 そのうえで「安倍政治の本質を、国会論戦を通じて明らかにし、民主党の考え方を示していく大事な国会だ」とした。

 また参院選挙について「何が何でも政権交代に導いていくための選挙にしなければならない。その先頭に立つ」と党代表として先頭に立つ覚悟をうかがわせた。

 また、郡司彰参院議員会長は「争点はTPPや軽減税率や安保法制など事欠くことはない」としたうえで「問題はそれ以上に総理の政治手法、政治姿勢が問われる国会であるべきだ」と政治姿勢も問うていく考えを示した。(編集担当:森高龍二)