参院選挙32の1人区での『自公』対『5党協力』による『一騎打ち』の構図づくりに民主党の枝野幸男幹事長は4日、明るい展望を見通せるとの受け止めをうかがわせた。
枝野幹事長は民主・共産・維新・社民・生活の5党による幹事長・書記局長会談後の記者会見で「5党党首間での確認に基づいて参院宮城選挙区で自民党と戦う一騎打ちの構造ができあがったことを確認した」としたうえで「地域事情は各地でそれぞれだが、全国の1人区に関する状況についても共通認識は作れたと思う」と語った。
そのうえで「現地で立場を乗り越えて進めば一騎打ちに持っていける地域がいくつもあることを確認した」と一騎打ち対決への環境づくりに大きな可能性をうかがわせた。
また、枝野幹事長は安全保障関連法廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回というテーマ以外の政策テーマでも大きな方向性で共有できるものがあれば候補者1本化にあたって望ましいとの視点から、一致できる方向性に関しても議論に入ったとした。(編集担当:森高龍二)