民主党の岡田克也代表は3日の記者会見で、安倍晋三総理が総理在任中に憲法改正を行いたい意向を示していることも含め「何をどのように変えたいのか、夏の参院選挙前までに、しっかり説明すべきだ」と憲法改正に白紙委任は認められるものではない旨を強く指摘した。
また、北朝鮮の核実験や人工衛星と称する事実上の弾道ミサイル発射に対して制裁を大幅強化した安保理決議が全会一致で採択されたことについて「中国も一定の危機感を持って参加してくれた」と評価した。
岡田代表は「国連決議の実効性をどこまで確保できるかということ」とし「日本政府含め、今回の決定が実効性のあるものにするために、しっかり対応頂きたい」と期待した。
北朝鮮に対する国連決議では(1)北朝鮮に対する航空機・ロケット燃料の輸出の原則禁止(2)北朝鮮に出入りするすべての貨物の検査を義務化する(3)北朝鮮の銀行の国外での支店や営業所の新規出店を禁止することなど、これまでの制裁に新たな強化策を決めた。(編集担当:森高龍二)