民主党の岡田克也代表は3日夜の両院議員総会で維新の党との結党について「夏の参院選挙でしっかり結果を出す為にも合流を成功させたい」と理解と一層の協力を求めた。
岡田代表は「いろいろ考えるところもあったが、7月には参院選挙がある。そして今の安倍政権の憲法無視の暴走ぶり、国民生活をないがしろにする経済政策のなかで、野党が結集し立ち向かっていかなければいけない」と一強多弱のバランスの欠いた状況を打破し、暴走を止め、対抗できる政治勢力の構築を図る必要を強調。
岡田代表は「維新の党とは特に考え方が近く、両党が1つになる必要があると判断した」とし「7月の参院選挙でしっかり結果を出すためにも合流を成功させたい。衆参ダブル選挙という声も聞こえる。ここできちんと態勢を整え、1足す1が3にも4にもなる新党を実現していきたい」と述べた。
また、党名を新たにすることに賛否意見が出たなかで、岡田代表は「私自身も愛着があり党名も好きだが、安倍政権と対決できる戦いをすることが民主党の役割であり、自分の役割で、そのために決断した」と改めて理解を求めた。(編集担当:森高龍二)