普天間問題 辺野古移設に協力得られること前提

2016年04月14日 09:48

 中谷元防衛大臣は普天間飛行場の5年以内の運用停止実現について、これまでも繰り返し語った「何といっても、普天間飛行場の辺野古移設に地元の御協力が得られるということが前提であると認識しており、今後とも御理解と御協力をお願いしてまいりたい」と改めて辺野古移設への理解を求めた。

 また、沖縄県の負担軽減のために「KC-130や緊急時の飛来機の航空機は本州、岩国、九州の方へ全て移設をした。また、オスプレイの訓練を本州で実施すべく努力を続けている」と語った。

 中谷防衛大臣は、そのうえで「辺野古移設までの間も普天間基地に残るオスプレイの運用、機能について沖縄県外における訓練等を着実に進めているほか、千葉県の木更津駐屯地でオスプレイの定期機体整備を行うことが決定している。現在も政府・沖縄協議会が設置され、事務的な部会も設置されたので、こういった協議会等で話し合いを継続していきたいと思っている」とした。(編集担当:森高龍二)