民進党の山尾志桜里政調会長は13日午後の記者会見で、自民党の赤枝恒雄衆院議員が貧困対策を推進する超党派の議員連盟に会合で「親に言われて仕方なく進学しても女の子はキャバクラに行く。高校や大学は自分の責任で行くものだ」などと発言したと報じられていることについて「職業に貴賎、上下があるという感覚が露呈しているのではないか」と赤枝議員の認識を問題視した。
山尾政調会長は特に高校・大学は自分の責任で行くものという発言に「子どもや若者に自己責任論を持ち出すことは政治の責任放棄と思っている」とした。そのうえで「格差を縮め、共に生きる社会を目指すことがどれだけ大事かを改めて認識させてもらった」と党の掲げる共生社会実現の意義を改めて提起した。
また党マニフェスト企画委員会事務局長として、どういうマニフェストを作っていきたいかを記者団に問われ「今朝、企画委員会第1回会合を開いた。岡田克也代表から『エッジの効いた、かつ正直なマニフェスト』というオーダーをいただいた。その両立は重要」とし「オーダーに応えられるものを、国民の言葉で伝えられるものに作っていきたい」とした。(編集担当:森高龍二)