はぐらかしばかりでは政治不信が増すばかり

2016年05月16日 22:06

 民進党の岡田克也代表は16日、衆院予算委員会での質問後、記者団の質問に答え「安倍総理はいつもと変わらない。自分の言いたいことだけを言う。国民が景気回復を実感していないということをどう思うか、と訊ねても、安倍総理は自分に都合のいい数字だけを延々と並べて時間を消費する。聞いたことへの答弁はない。非常に残念な質疑だった」と語った。

 岡田代表は「党首同士で議論して、こういうはぐらかしばかりでは政治不信が増すばかりだ」と批判した。

 党首討論では別の角度で臨む必要がありそう。岡田代表は「本人に答える気がないとなると、議論が成り立たないよね。総理は国会というものをどう考えているのだろうね」と記者団にこぼした。

 岡田代表は先の選挙で安倍総理はアベノミクスしかないと経済一色で選挙しながら、年が明けると安保一色で経済への対応が遅れたと指摘。気が付けば円高が円安になってしまっていたということだと総理の姿勢を問題視した。(編集担当:森高龍二)