50・60代女性の4割が「自分が介護されるかも」と不安視 その対策とは?

2016年06月28日 07:18

 キューサイは、50-60代女性500名を対象に「介護に対する意識調査」を行なった。

 女性の平均寿命は年々延びており、100歳を超える高齢者は6万人を超え、うち87.3%が女性という実態が明らかになっている。一方で「健康寿命」との乖離も問題となっており、女性の平均寿命は86.83歳、健康寿命はそれより12年ほど短いという現状がある。

 男女雇用機会均等法が施行から30年。現在50代女性は女性の社会進出第一世代でまだまだ働き盛りだ。実際、45歳以上~70歳未満の女性の就業率は2015年で過去最高を記録している。

 働く女性が増えている世代だが、この調査で自分が要介護になる可能性を感じているかに関して「切実に感じている」4.6%「感じている」36.0%のトータルで40.6%と、自身の要介護不安を感じている実情が明らかになった。

 もしも自身が要介護になった場合に、誰に面倒を見てもらいたいかに関しては、「施設などの介護職員(専門家)」66.8%が、最も多い回答になった。理由としては、『専門性が高く安心できる。家族の負担を減らせる。』(東京都54歳)『いろんな意味でプロだから』(神奈川県51歳)といった声があり、施設の職員、専門家の方々への知識や経験に対する安心感もあるのかもしれないだろう。

 次いで、「配偶者」23.7%と身内の中でも夫を頼りたいと思っている実態が明らかになった。理由としては、『一番安心して物事を頼めるから』(東京都68歳)『信頼できる』(千葉県50歳)など夫を頼りたい素直な気持ちや、『長年連れ添っていて、お互いに最もよく理解しあえる存在だから』(神奈川県53歳)『自分のことを、よくわかってくれていて安心感がある』(神奈川県62歳)『自分の事を理解してくれている』(東京都51歳)など一番の理解者として夫を信頼している様子が多くみられた。中には、『夫とは普段からそういう話をしていて、元気な方がそうでない方の面倒を見ようと決めている』(千葉県50歳)と二人三脚で今後の人生も歩んでいこうと決意している素敵な夫婦もいる。

 厚生労働省の調査によると、介護が必要となる主な原因の1/4は「運動器の故障」といわれている。昨今、「ロコモティブシンドローム」という言葉も認知度が47.3%と浸透しはじめ、要介護にならないためには足腰の健康が重要であると再認識されている。今回の調査でも、自身の健康面での不安として「足腰が弱ってきた」と感じている50-60代女性は、63.0%もいた。また、そのうち3割は対策を行っていないという現実が明らかになっている。夫婦二人でいつまでも元気で過ごすためにも、早めの対策を始めたい。(編集担当:久保田雄城)