国税庁によると2010年中に亡くなった人(119万7012人)から相続を受けた人のうち、相続税の課税対象になった人は4万9733人と前年より3295人増加した。課税価格も10兆4470億円と前年より3398億円増えた。
一方、相続した人の1人あたりの課税額は2億1006万円と前年より759万円減額となった。これに伴い1人あたりの税額は2363万円となり、前年より139万円減っていた。
相続財産(金額ベース)の構成比をみると土地が48.4%を占め、現金や預貯金などは23.2%、有価証券は12.1%、家屋は5.8%となっていた。(編集担当:森高龍二)