国土交通省は運転者が機械式立体駐車場のパレットを地下から上昇させている時、児童がパレットに乗ろうとして転倒し、パレットと梁の間に挟まれ死亡した事故を受け、2日、消費者庁とともに駐車装置を操作する際の確認の徹底など注意すべき点を機械式立体駐車場利用者に対して呼びかけた。
この事故は今年4月に大阪府下で起きたものだが、利用上の注意として(1)機械式立体駐車場での入出庫には運転者以外は駐車場内に入らないこと(2)機械式立体駐車場の中に人がいないかどうか十分確認したうえで操作すること(3)操作中は装置から離れず、子どもが駐車場内に近づかないよう注意すること(4)駐車装置の操作ボタンを器具などで固定し、押し続けた状態にすることは絶対にしないことなどを求めている。(編集担当:森高龍二)