国土交通省は死者７名を含む４７人の死傷者が出た群馬県内の関越自動車道での高速バスツアー（貸切バス）による自動車事故を重大視し、高速ツアーバスを運行する貸切バス事業者に対して重点監査を５月、６月に実施する。
監査の重点項目では、拘束時間をはじめ連続運転時間、休憩の取得状況等とこれらに関して運転者に対する指導・監督の状況など過労運転の防止に関する措置を把握するほか、損害賠償保険の締結状況、旅行業者からの運送依頼の状況などをみることにしている。
高速道路での事故では特に重大事故になる確率が高いだけに、安心して高速バスが利用できるよう徹底して問題点がないかどうか、チェックすることが求められている。（編集担当：森高龍二）
