核兵器なき世界の実現は全人類に課せられた使命

2016年08月05日 13:46

 民進党の岡田克也代表は、6日の広島・9日の長崎での「原爆の日」を迎えるにあたって、談話を発表した。「人類の歴史において、核兵器は二度と使われてはならない。唯一の戦争被爆国として、核兵器の使用が如何に非人道的であり、罪なき多くの人々に塗炭の苦しみをもたらすかについて、あらゆる手段を用いて国際社会に訴えかけなければならない」と発信している。

 岡田代表は談話で本年5月、唯一の核兵器使用国の米国の現職オバマ大統領が広島を訪ね、核兵器がもたらす悲惨さについて語ったとし「オバマ米大統領は残る任期中に『核兵器の先制不使用宣言』も含めた核政策の大転換を検討しているとも報じられている。唯一の戦争被爆国である我が国と唯一の核兵器使用国である米国が、いまこそ共に手を携え、『核兵器なき世界』に向けた力強い潮流を創造する先頭に立つとき」と提起。

 岡田代表は「核兵器なき世界は世界共通の願いであり、実現は全人類に課せられた使命。民進党は使命を深く胸に刻み、各党・各界・各層と幅広く共働し努力を重ねていく」と決意を表明した。(編集担当:森高龍二)