政権選択のスタートにと蓮舫氏 党代表選出馬で

2016年08月06日 12:11

 民進党の蓮舫代表代行は9月2日告示、15日実施の党代表選挙に立候補すると5日発表した。次期衆院選挙での共産党との協力については「(参院選での野党4党での)基本的枠組みを維持しつつ、検討を必要とする」と述べた。

 蓮舫代表代行は立候補を自身のツイッターにも書き込んだ。「一野党の代表を選ぶ選挙で、小さな一歩ですが、私はこの選挙を政権選択のスタートにしたいと考えます」としている。

 また蓮舫代表代行は「批判ではなく提案へ、批判から創造へ。発信する野党に、そして、選んでいただける民進党にしたいと強く思います」と野党である間の党の姿勢を簡潔に表現した。

 蓮舫代表代行は「向かい合う与党は高い壁です。支持率の高い政権と対峙するのは、崖やスカイツリーのレベルではなく富士山から飛び降りる覚悟です」とも書き込んだ。

 民進党の「代表」は、まさに党勢を占う「次期総選挙の党の顔」だけに、一強「安倍総裁」に対抗できる『顔』が強く求められている。そのポストに最も近い1人として、有力視されている。(編集担当:森高龍二)