隠し撮り問題、大分県警速やかに調査公表すべき

2016年08月05日 06:01

 民進党の岡田克也代表は4日の記者会見で、大分県警が先の参院選で民進党や社民党の推薦する候補を支援する団体(連合大分東部地協)などが入った別府市内の建物敷地内に不法侵入し、ビデオカメラを設置し隠し撮りしていた問題に「断じて許されるものではない」と断じた。

 岡田代表は「どのような目的で何を監視していたのか、ここには社民党関係の施設も入っている。人の出入りを監視していたのではないか、と言われても仕方ないのではないか。大分県警は事実を速やかに調査し、公表すべき」と早急に調査結果を公表すべき事案とした。

 また、岡田代表は、今回のケースが「大分に限られたことなのか、どうかということも含めて、これまでに聞いたことのない事態であり、警察(国家権力)が私有地に黙って入って、撮影していたということなので、しっかりした説明を求めたいし、関心を持ってみていきたい」と事態が深刻な事態であるとの認識を示した。(編集担当:森高龍二)